婚活中の皆様、こんにちは!
マリッジカウンセラーの大村です^^
先日、会員様がとある方にお申し込みをしたのですが、そのお相手のプロフィールには『DINKs』を希望されていると書いてありました。
「ご自身のご希望と違うのでは?」
と、念のため会員様へ確認してみると、どうやら意味を分かっていらっしゃらなかったようでした。
ここは結婚するにあたって、とても大切な価値観です。
まだまだ知らない方も多いかもしれないと思ったので、本日はDINKsについてお話します。
DINKsとは?
DINKs(ディンクス)とは、
“Double Income No Kids” の略語で、
共働きで意識的に子どもを持たない夫婦
のことを言います。
今は夫婦二人の生活でも、将来的に子どもを考えている方や、意図的ではない方々はDINKsには含まれません。
最近では夫婦二人の生活を望んでいる方が増えており、結婚相談所でも今回のように、お互いの結婚観が分かるようになっています。
「子どもが欲しいから結婚したい!」
という方に、何も言わずに【子なし共働き】を重視されている方をご紹介できませんからね。
DINKsは良くない考え方?
DINKsを気になって調べた方は感じたと思いますが、ネットで検索すると、検索候補には
「うざい」
「自己中」
など、良くない言葉がずらりと並んでいます。
数ある価値観のひとつなだけなのに、なぜこんなにも否定的に言われているのか気になって見てみると、
「子どもがいる幸せを知らずにかわいそう」
「育児している人が苦労しててかわいそう」
など、子あり、子なしそれぞれの方が、お互いの価値観を理解できずに否定しあっているだけだと感じました^^;
さらに、本心は
「お金も時間も自由があって羨ましい」
「子どもが望めるならそうしたかった」
など、それぞれに対する嫉妬もあるようです。。
これはひとつの価値観であって、子どもがいるいないで幸せが決まるものではないと思いますので、お互い理解せずとも否定はしないで欲しいです^^;
DINKs希望は結婚しづらい?
結論から申しますと、出会いの数は少なくなるかもしれません。
未婚の方が結婚願望を抱く理由として、
「子どもが欲しい」
という方は大多数です。
なので、結果授からなかったではなく、はじめからお子さんを望まない異性に対しては、結婚観のズレが生じてしまうので、お見合いのお申込みを躊躇してしまうでしょう。
ただ、女性マーケット動向を調査している民間企業の公表によると、
1970年には10%ほどだった子なしの世帯が、2010年には20%ほど
と、この40年間で2倍になっているようです。
それは晩婚化で子なし夫婦が増えているのか、
はたまた意図的なDINKs思考の方が増えているのかは分かりませんが、
いずれにしても「結婚=子ども」という時代ではなくなっていってるのかもしれませんね。
以上、DINKsについてご理解いただけましたか?
私個人の意見では、子どもは授かりものですし、どちらの価値観が正しいとかはなく、家族が幸せなら良いと思います。
ただ、DINKs思考があまりに増えてしまうと、いずれ日本はなくなるでしょうね^^;(さらっと恐いことを言ってしまった)
それぞれの価値観があると思いますので、自分の幸せは何なのかを考えながら婚活していきましょう^^
結婚相談所トゥエルブル
マリッジカウンセラー 大村尚未